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アルツ磐梯子連れ編(最新滑走:2007年2月)

☆どんなスキー場?




コース
中級コースが主体のスキー場なので、初級者の子どもと安心して滑れるコースは限定されてきてしまうかな〜という感じ。

そんな中でいちばん安心感のあるのが、第1高速ペアリフト沿いの1コース。
大きなゲレンデの端っこのあるということもあり、他のコースより空いているんです。

高速リフトだと乗り降りの時は減速されるので、子供と一緒の時は安心なのもよいですよね♪

他には第5ペアリフト沿い(8コース下部)は、初級者優先ゲレンデになっていて安心感があります。

キッズパークとキッズゲレンデは、これまで行ったどのスキー場よりも整っています。無料のスノーエスカレーターのある初心者練習ゲレンデ、雪遊び広場、ソリエリアとこれだけの設備が無料で利用できるというのは驚き!

まずキッズパーク。簡易滑り台やおもちゃの家などの遊具が用意されていて、特に雪遊び道具を持っていっていなくても楽しめて助かりました♪






息子エビカツはすっかりスノーチュービングが気に入って、ずっとグルグルしてやるはめになって疲れた^^;
これがキッズパーク。
風が強かったため、幕はかかっていなかった。
(写真は2005-2006シーズン)

そしてキッズゲレンデは、中央に動く歩道が設置され、向かって左半分がスキーの初心者練習用・右半分がソリ専用となっている。

幅・距離ともに100m以上あるのでスキーの練習にも良いし、ソリを滑ればスピードも出てけっこうスリリング。ただし下部にはネットと緩衝用クッションが設置してあるので飛び出してしまうこともなく安心。
これがキッズゲレンデ。
中央にあるのが動く歩道。
(写真は2006-2007シーズン)

リフト ベースから1コースのあるエリアへ向かう時に使う第3クワッド、1コースを滑る時に利用する第1高速ペア、29・27・26コースを滑る時に利用するアルツゴンドラなど、高速リフトとゴンドラを利用して子ども向けコースを滑れるのが嬉しい。

ただベース部分がフラットなので、同じリフトを利用して繰り返し滑る場合はよいものの、別のリフトを利用しようとすると移動がちょっと大変。

でもそのおかげでベース部分でカッ飛びスキーヤー・スノーボーダーと衝突する危険が少なくなっているので、これもまた子連れ向きと考えることも出来る。
リフト券 未就学児は無料。
アルツ宝カード会員の場合は、大人1日券+小学生1日券=\5000というお得なパックがある。追加も可能で、大人1名\3000、小学生1名\2000だそうだ。

→詳細はスキー場HPリフト料金にて
レンタル 【借りられる場所】
ゲレンデベースにあるリゾートセンター

【特徴】
セット料金と単品料金がある。レンタル時間を、1日単位か4時間単位か選べる。
子ども用サイズも豊富で、スキーは67cm〜・ブーツは15.5cm〜、スノーボードは90cm〜・ブーツ:18.0cm〜、ウエア:100cm〜、となっている。

何度もアルツを利用するという場合は、子どもには“子供レンタルシーズンパス”というものがあり、セットレンタルをシーズン中何度でも利用可能。

→詳細はスキー場HP利用料金にて




レストハウス
【食事処】
2005-2006シーズンは、全部のレストランがリニューアルされたとのこと。我が家はリゾートセンター2階にある磐梯食堂を利用。カウンター席・テーブル席など、いくつかのタイプのテーブルがある。利用した日は金曜日ということもあり、混雑はしていなかった。
これが美味しさ保証付きカレーのベジタブル&ポーク。具もタップリでホントにおいしい!\950なり。

オットの食べたハンバーグ定食\1200もジューシーで美味しかったとのこと。目玉焼きと生野菜も添えられているそうだ。
(写真は2005-2006シーズン)

また子連れ専用レストランブーブーが、週末のみ営業となる。金曜日だったので休憩所としての開放だったが、思っていたよりも広く、またメニューも子ども向けに考えられていてよさそうだった。
ブーブーのメニュー。
こちらのカレーも美味しさ保証付き。

どれを選んでも1品\400メニューは、3Pなら\1100、4Pなら\1400となっているのが気が利いている。
(写真は2005-2006シーズン)

→詳細はスキー場HP施設案内にて

【更衣室】
リゾートセンター内の更衣室(女性用)を覗いてきた。奥まっている部分を入れれば20畳ほどの広さがあるだろうか。無料のシャワールームがあるのもアルツならでは。荷物は更衣室外にあるロッカーを利用するようになっている。
更衣室を入ってすぐの靴脱ぎ場から撮影。

右手奥にも更衣スペースが続いていた。奥にある入口が無料シャワー室。
(写真は2005-2006シーズン)

前回行った時に利用したのは、第3駐車場に設置してあった更衣室。簡素ではあったが、更衣室内は暖房がよく効いていて暖かく着替えることが出来た。 

【休憩室】
赤ちゃんお昼寝ルームは、30畳ほどの部屋に簡易ベッドと枕・毛布が用意されていたが2006-2007シーズンは簡易ベッドが布団に変わっていた。その方が子どもに添い寝しやすいからだろうか?入口付近には荷物棚とコートかけもあった。室内直結の小部屋に洗面台が3台あり、授乳が必要な方にはありがたいだろうと思った。
入口を入ってすぐの靴脱ぎスペースから撮影。

右手前に洗面台のある小部屋がある。
(写真は2005-2007シーズン)

また2005-2006シーズンは多目的ルームとして開放されていた部屋がキッズルームに変わっていて、なかなか充実していた。(下記写真)

部屋にはベンチや椅子も置いてあり、端のほうは更衣スペースも用意されていて着替えもさせやすい。
これがキッズルームの遊具。いろいろあってありがたい。

(写真は2006-2007シーズン)


周辺情報 【宿】
[磐梯山温泉ホテル(旧リゾートインアルツ)、ロッジ&セミナー磐梯]
ゲレンデサイドの宿は、この2軒のみ。ホテルは少々お高いが、3名以上ならロッジ&セミナーアルツが利用できるのでそれなりにリーズナブルなお値段だ。

[ペンションゆきむら]
我が家が初めてアルツへ行った時に宿泊したのは、アルツから車で15分ほど移動した場所にある七ツ森ペンション村のゆきむら。200m掘って出てきたという鉱水を使ったお風呂でとても肌触りがよかった。檜風呂だったのもうれしい。

部屋は洋室だったのだが、大きめに作ってあり快適。テレビが21型くらいある大きなものだったのにもびっくり。ペンション自体の規模も大きく、なんと言っても食事が良い!おいしい上にボリュームタップリで、大変満足だった。水がおいしかったのは鉱水だったからなのだろうか?また泊まりたい宿である。

[タビータ ]
空き部屋利用でオトクに宿泊できるシステム。磐梯高原・裏磐梯周辺の加盟宿はかなり多く、アルツ磐梯から10分ほどのところにある七ツ森ペンションビレッジの宿も登録しているところがある。その他にもたくさんあるので、お好みの宿が見つかるのではないだろうか。

今回もまたタビータ を利用して宿泊。翌日は猪苗代リゾートで滑ろうと思っていたこともあり、アルツからの移動は30分ほどかかったものの猪苗代湖畔にあるレイクサイドみなとやという宿を利用した。

直前空き室プランで1泊2食付\3570!(プレミアム会員価格)。古い宿ではあったものの掃除は行き届いており、夕食の中華料理はとてもおいしかった!

宿の前が湖になっており、翌朝の出発前には白鳥にえさをあげに湖畔に下りた。息子エビカツも喜んで、小心者なためちょっと腰が引け気味ではあったがエサやりに夢中になっていた。
猪苗代湖畔の鳥たち。
白いのが白鳥。

ただし2006-2007シーズンは暖冬のために白鳥が田んぼへ餌とりへ行ってしまい数はもっと少なかった。
(写真は2005-2006シーズン)

【温泉】
[磐梯山清水平温泉おおるりの湯]
ゲレンデに隣接する温泉施設。筋肉痛にも効くというスキーの後に嬉しい温泉。それもかけ流しとのこと。入浴料金は1200円(小学生600円)とちょっと高いが、アルツ宝カードがあれば1000円に割引となる。
週末は深夜営業もあり、別料金で仮眠所としての利用も可能。

[紅葉館きらくや]
磐梯熱海にある温泉旅館。月〜土\500、日・祝日\800で、3時間の日帰り入浴が出来る。胃腸病・皮膚病・リューマチなどに効くそう。とにかく良いお湯で、1回でお肌ツルツル!施設もとてもきれいだ。

休憩所も充実していて、40畳ほどの広さに雑誌や絵本も置いてあり、子連れの我が家にとってはありがたかった。分煙で、お茶や冷水も自由に飲める。食事も可能で、ラーメン\525〜なのには驚いた。

ただ浴場が混みあっている場合は、日帰りの受付を一時停止することもあるそうなので、行く前に電話で状況をたずねたほうがよい。
アクセス 【埼玉から】
今回は自宅近くから外環にのって東北道に入ったことと、東北道の流れが速い速度だったこともあって、アルツまで約3時間半で着いた。息子エビカツが眠っていたので休憩を入れなかったことも影響しているだろう。

また磐梯河東ICからアルツまでの道はドライまたはウェットで、我が家の2駆ノーマルでもノーチェンで問題なしだった。(2005-2006、2006-2007シーズン共)

また磐梯河東ICからの積雪はさほどではないけれども、ゴールドライン入口の交差点あたりからチェーンが必要なときもあるらしい。

【アルツから七つ森ペンション村まで】
基本的に七ツ森ペンション村までの道はわかりやすいのだが、標識と標識の間がけっこう長くて“もしかして見落としたのかな?”と戻ってしまい、間違える結果となってしまった。現在は改善されただろうか?

【アルツから猪苗代湖畔の長浜まで】
距離的には15キロ弱くらいなのだが、日中は雪が降っていたため道路状況が圧雪&ところどころアイスバーンという状態だったこともあり、移動に30分ちょっとくらいかかった。

さらに途中なんどか地吹雪のような状態になった。風が強めだったことと、地形的になりやすいのだろうか。前回行った時も同様の経験をした覚えがある。
駐車場 5000台収容・平日無料、土休日1000円(ただしアルツ宝カード会員は無料)

ゲレンデまで歩いていける駐車場は第1高速ペアリフト下部の厩(うまや)屋根とゲレンデ中央のセンター駐車場のみ。

前回は金曜日の11時頃ですでにセンター駐車場がいっぱいで第3駐車場へ案内されてしまったが、今回は10時ころについたこともありセンター駐車場に停めることができた。

しかし第3駐車場を利用した時も、各駐車場とゲレンデ間は送迎バスが10分間隔以内で走っているのでそんなに不便は感じなかった。

また2006-2007シーズンも、アルツ宝カード会員のファミリーなら優先的にセンター駐車場へ案内してもらえるようになっていた。
関連HP アルツ磐梯スキー場HP
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☆総合的な感想
無料で動く歩道が利用できるキッズゲレンデ、遊具の揃ったキッズパーク、ファミリー専用レストランブーブー、赤ちゃんお昼寝ルームなど、ファミリー向けの設備が充実している。

以前いったときには煩わしくしか感じなかったベース部分の真ったいらさも、暴走しようがないだけに子連れの場合は追突される心配が少なく、逆に安心感があった。

ただ赤ちゃんお昼寝ルームは、むしろ遊具を置いて遊べるキッズスペースに昼寝用の毛布と枕を用意しておく程度のほうが使い勝手が広がるのではと感じた。出先では子どもが興奮気味なのでそうそう昼寝はしないだろうし、それでも眠れてしまう場合は他の子供が遊んでいても寝てしまうだろうと思うからだ。お隣の多目的ルームの一角に遊具スペースをつくってもらえるのでも構わない。
   ↓
と書いたおいたからというわけでもないだろうが、2006-2007シーズンは多目的ルームがキッズルームになっていて助かった!

しかしまだ雪遊び程度の子どもから、ある程度滑れるようになった子どもまで楽しめるサービスが揃っているスキー場はそうそうないはず。それがこのアルツならOKなのだ。

埼玉からだと外環をあわせて浦和から片道\6400というのがちょっと痛いが、東北道なら関越道よりは空いているので距離の割には所要時間が大幅アップしてしまうというほどではない。

アルツなら泊まりがけで滑っても飽きないし、近くの猪苗代リゾートもファミリー向けなので、我が家のように1日目と2日目を違うスキー場で楽しむということも出来る。この2シーズンはまさしくこのパターンで楽しんだ。
ファミリーにイチ押しのスキー場なので、まだ行ったことがない場合はぜひファミリーで利用してみてほしい。



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