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コンクリート打設(底面部)

コンクリート打設(底面部)について

2007年7月上旬、コンクリートの打設工事がありました。
とはいってもこの工程の前に捨てコンクリート(レベルコンクリート)を流すという工程が入っています。“捨てコンクリート”なんて聞くと大して重要ではないように感じたのですが、これが基礎の精度をあげるためには重要らしいです!この捨てコンクリートが平らになっていないと、基礎のコンクリートに影響があるとか。

捨てコンクリートを流したあたりはカラ梅雨のような感じだったのに、いざ基礎のコンクリート打設の予定が入ったくらいから梅雨らしい梅雨になってきてしまいました。結局1回は雨で流れ、2回目で決行となりました。

当日の天気は、正直なところコンクリート打設にはイマイチのお天気。梅雨の晴れ間になってしまい気温30度で蒸し暑く、カンカン照りというほどではありませんでしたがお日様が出てきたりかげったりを繰り返しているという状態でした。

いちばんよいのは気温20度くらいで、お天気は曇り、ついでにコンクリート打設が終了してから半日くらいして雨が降り始めるというのがベストらしいです。

とはいっても6月〜7月でこの条件にあてはまることは気温の面でまずないでしょうし、コンクリートの濃度を気温などの時期的要素によって変えているので、この時期にコンクリート打設を行ったから致命的なダメージが基礎のコンクリートに発生ということはないようです。

とにかく重要なのは、当日に雨が降っていないこと(工場で作った時点とコンクリートの濃度が変わって強度が落ちる)、打設に時間がかかりすぎないこと(先にいれたコンクリートが固まった後に次のコンクリートを入れるとコンクリート同士の継ぎ目ができて強度が落ちる)、らしいです。埼玉県民共済はこの点は慎重にやってくれました。

詳しくはYahoo!不動産のマイホーム購入ガイドを参考にしてください。


我が家が行ったコンクリート打設のチェックポイント

当日はトンカツと近所に住むオットの両親とで様子をみにいきました。
ずっと見ていたわけではありませんが、途中で現場監督も様子を見に来てくれました。

チェックといっても正直なところ「丁寧に作業をしてくれているな〜」という感想が出てくるくらいで、なんだかよくわからないというのが本音です^^;

当日はポンプ車を使ってコンクリート打設を行っていました。効率よく作業が行えることから、この方法が基礎の底面部分のように広い範囲をおこなう場合はオススメらしいです。ただ契約時にこのポンプ車使用料金は加味されていないため、追加工事代金になると思われます。回/35,000円ナリ。
 ← ポンプ車です。

またバイブレーターというものを使って、流し込んだコンクリートをまんべんなく隅の方などへも行き渡らせることが必要だそうです。それもしっかり行ってくれていました。
 ← オレンジのズボンの方が持って
    いるのがバイブレーターです

そしてコンクリートの打設時間が長すぎないか?ということも重要だそうです。長すぎるとコンクリートの状態が変わってしまうので、本来の強度が出ないとか。

気温25度以上で、生コン工場を出発してから打設するまで90分以内が目安だそうです。とはいっても、これはコンクリートミキサー車1台に付きという意味だとおもいます。基礎の底面部は広いため、1階の面積が約23坪の我が家で入れ代わり立ち代わり7台きました。コンクリート打設の開始から終了までのトータルの時間は約3時間半といったところです。
 ← 最後のほうで表面をならしているところ?

後日オットもチェックへ行ったのですが、表面も滑らかに仕上がっていてジャンカなどもなく問題なさそうとのことでした。この底面部のコンクリート打設から4日後に、立ち上がり部のコンクリート打設がありました。これについてはまたページを別にして書きたいと思います。

参考サイト

参考にしたサイトは下記です。

Yahoo!不動産
一戸建て 建築途中の確認点解説(準備/基礎工事でのチェックポイント)

チェックポイントがわかりやすくステップ形式で解説されています。



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