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光ファイバー導入

旧居の集合住宅でKDDIの光ファイバーとDION(KDDIのプロバイダ)を利用していたことから、新居でも回線・ブロバイダ共にKDDIを利用していようと思っていました。

まだKDDIの光ファイバーはきていない地域だったので、とりあえずKDDIのADSLをいれてDIONにし、メールアドレスを引き継いで使う。数年待てば、きっと速い!と評判のKDDIの光ファイバーが開通するだろうからそれを待とうという算段でしたが・・・。

こんな流れでした

[2007年10月はじめころ]

KDDIに問い合わせたところ、引越し先の地域はまだKDDIの光ファイバーは通っていないものの、ADSLであれば手続き開始から新居で使えるようになるまで2週間くらいということでホッとする。

[2007年10月10日ころ]
新居でのADSL One(電話もNTTではなくKDDIのADSLでIP電話で使うプラン)の開通手続きを申込む。
この際に使用中のKDDI系プロバイダDionでのメールアドレスも引き続き使えることを確認。

[2007年10月26日ころ]
10月28日の引越日直前になっても、何の音沙汰もないので心配になりKDDIに問い合わせ。
もうすぐ開通に関する書類が到着するころだと思うと言われる。開通まで2週間あれば大丈夫と言っていたのになぁとちょっとギモンに思う。

[2007年11月の第1週]
開通工事日などが書かれた書類が到着する。
この書類を見てはじめて、割り振られた電話番号が新居のある地域のものではなく市外のものであることがわかる。とりあえず工事日を11月21日に予約する。

でも電話番号に関して不安になり、KDDIにこの番号で本当によいのか?と問い合わせ。NTTとは違って、KDDIからの番号は市外のものが割り振られる場合があるとのこと。かけてきた相手も、新居のある地域にかけてきた料金が適応になるので問題ないとのこと。

[2007年11月第3週]
子どもの学校への連絡にも使う電話番号が市外のものでは、いろいろと混乱や不便が生じるのでは?と夫婦で話し合い、NTT東日本のフレッツならどうなのか?と問い合わせる。

フレッツでの光ファイバーの場合は、従来のアナログで割り振られる電話番号の局番とは末尾が違ってしまうものの先頭の始まりの部分は地域の局番と同じとのこと。また事前に5つの番号を提示された中から選べること、申込みから開通まで長くても2週間くらいであることを確認。
KDDIにはキャンセルすることを連絡し、フレッツに申込むことに決める。

[2007年11月22日ころ]
フレッツと提携しているプロバイダを比較検討して選択し、Bフレッツのハイパーファミリータイプに申込み。

[2007年11月26日ころ]
連休明けにNTTから早速連絡が入り、必要書類に関してや新規電話番号の候補提示、工事日の決定などスムースにことが進みはじめる。

[2007年12月7日]
無事に工事が入って、フレッツが開通!

注意したほうがいいと思ったこと

KDDIに関しては、まず問い合わせの電話をかけると録音での音声案内でいくつもの段階を経ないとオペレーターに繋がらないため数分間のタイムロスがあった。KDDIに限らず、現在の問い合わせの一般的手法になっているものの、ここでまずストレスを感じた。

またKDDIのオペレーターは徹底的にマニュアルを守らなければならないようで、例えば連絡先電話番号を尋ねられるにしても「お電話番号を伺ってよろしいでしょうか?」などと確認してからになる。これをあらゆる場面で行うので、トータルすると結構余分に時間がかかってしまっているように感じた。時間だけでなく鬱陶しい・・・。

ただ組織的に大きいのでこれはこれで仕方がないのかな?と思ってはいたものの、最初の確認事項と現実が違っていたり、なにしろ手続きが遅いということに不安になった。極めつけは市外の局番がいきなり割り振られてきたことだったが・・・。

とはいえKDDIの光ファイバーは早さには定評があるらしい。既に導入されている地域の方は電話番号を選ばせてもらえるのか?ということなどを事前に念入りに確認して、申込んでみたら良いのかなと思った。

NTTのフレッツに関する対応に関しては迅速で文句なし。手続き担当のオペレーターのお姉さんが機関銃のように話す人で、もうちょっと丁寧でもいいのでは?とも思ったが、まどろっこしい尋ね方をされないだけKDDIの対応より100倍よかった。手続きに関しても迅速・確実で安心感があった。

ただ初期の特典(○ヶ月無料など)が電話で申込む場合とインターネット経由で申込む場合では、オトク度がインターネット経由のほうが格段にイイ!我が家の場合は新居近くの夫実家でPCを使わせてもらって申込んだので特典もフル活用できたが、そういうことができない場合は職場や携帯への申し込みメールの転送などの方法を組み合わせてインターネット経由にしないとちょっとソンした気分になるかもしれないです。

フレッツの使い心地

たまたま住んでいる地域で回線を共有している方(一つの光ファイバーケーブルを10軒ほどで共有するものらしい)が少ないのか、下りで50Mbps超の速度が出ています。Bフレッツハイパーファミリーの下り平均速度は36Mbpsだそうなので、かなり良いほうのようです。

ただこの速度というのは、使っているPC・回線を共有している方々の使い方(大きいファイルを頻繁に送ったりする使い方をする人がいる)・契約しているプロバイダ・接続している時間などでかなり違ってくるようです。実際に2台あるPCのうち、スペックが落ちるほうでは“前より通信速度が速い!”という実感が少ないです。

我が家の場合はたまに測定しても大体同じような速度なので、同じ地域でまだ回線を共有している方が少ないのかもしれません。

速度が出ているためなのか、同時に契約したひかり電話(普通の固定電話ではなく光ファイバー回線を使っての固定電話契約)も途切れや雑音など全く入らず、従来の固定電話と全く変わらない使い心地です。全国一律3分/8.4円(税込)という通話料金がこれまた魅力的(我が家が契約しているひかり電話Aのプランの場合)。

旧居では集合住宅向けの光ファイバーがKDDIで入っており、NTTの固定電話を休止してIP電話にしていたのですが聞き取りにくくなったり雑音が入ったりで非常に使いにくかったので驚きました。

以前はGyaoの無料動画視聴もコマ送り状態になることがしばしばでしたが、そういうこともなく普通に動画で見られるようになっています。そんなわけで我が家の場合はBフレッツで快適な通信環境になっています。

とはいえ通信環境もこの10年間で、ダイヤルアップ接続→ISDN→ADSL→光ファイバーというように変わってきていて、次世代のインターネット接続はまた変わってくるのでしょう。光ファイバーが安くなったとはいえ、やはりADSLのほうが料金的には安いのが現状です。そう考えると、それぞれのご家庭でいま必要な通信速度を考えてADSLにするか光ファイバーにするか検討したほうが無駄ないといえるのかもしれません。


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