白馬八方尾根

白馬八方尾根（最新滑走：2004年2月）

☆どんなスキー場？

コース	大きいスキー場なのでコース数は豊富。そしてどのコースも面白い。おすすめなのはリーゼンスラロームで、長くて練習になるコース。クワッドで一気にあがれるのも良いところ。スカイラインコースも良いが、リフトが遅い！そして有名な兎平。どこのスキー場もコブ斜面はあるけれど、八方のコブはキレイなので滑りやすいのが特徴。中・上級者にとっては飽きることのないスキー場。ただ初級者用が少ないのが難点。白樺ゲレンデ・名木山ゲレンデにも初級用コースがあるものの、この初級用コースは普通なら中級用コースになってもおかしくないコースだと思う。ホントの初級用コースは咲花ゲレンデのみと考えたほうがよさそう。ファミリーで行くならキッズゲレンデとキッズルームのある咲花へ。
リフト	ゴンドラもあり、要所要所でクワッドがあるのでエリア間の移動もスムーズ。さらに欲を言うなら、スカイラインのペア・チャンピオンのペア・セントラルのペアが高速だったらいいのになぁと思う。
リフト券	一般的な１・2日券のほかに、岩岳・栂池高原とも共通のリフト券や安価な平日2日券など、きめ細かい設定がある。リフト1日券割引DAYも要チェックだ。 →詳細はスキー場HPリフト料金にて
レンタル	現在、調査中。
レストハウス	【食事処】いちばん大きいのはゴンドラ終着駅の“１０９”で、メニューも豊富。１Ｆにはマクドナルドも入っている。途中休憩にしか入らなかったが、リーゼンスラロームの中間にある“サンテラスうすば”は定食タイプのメニューになっていて、バランスよく食べられそうだった。あとグラードクワッドを降りたところに“豚まん”を売っている店があり、けっこう具沢山でおいしかった。山頂部なのでグッと気温が下がってくるため、温かいものがほしくなるのを見込んでの販売？！どこのスキー場でも同じだが、土日祝のレストハウスの昼時は特に混むので１１時３０分前にははいっておくようにしたほうが無難。マクドナルドにも行列ができていてすごかった。
周辺情報	【宿】 [旅館なかじま] 名木山ゲレンデのすぐ近くにある宿。建物は古いが掃除が行き届いていて、食事にボリュームがあってスキーの後のハラペコのおなかも大満足。宿には無料駐車場があり、レンタルができるのもうれしい。部屋は和室でこたつがある。1泊2食付で7500円。素泊まりも可能。 [タビータ ] 空き部屋利用システムでオトクに泊まれるシステム。白馬八方でのスキーを楽しむのによい場所にある加盟宿が30軒以上あるので、好みのオトクな宿があるかどうか要チェックだ。各施設の情報がわかりやすく書かれており、それまでに宿泊した人のクチコミ情報が読めるのもよい。2007年6月にトクーがリニューアルしてタビータとなった。【温泉】スキー場近くに共同湯がいくつかある。美肌効果が高くて有名。筋肉痛・疲労回復などにも効果あり。冬季も利用できるのは下記の3つ。 [第一郷の湯] 源泉かけ流しで、小さいながら露天風呂もある。無料休憩室あり。駐車場入り口にある足湯は無料。駐車場は10台・無料。第2P近く。 [第二郷の湯] 源泉かけ流しで、建物・浴槽ともに檜作り。湯船は六角形。駐車場は11台・無料。名木山ゲレンデ近くの第3P近くにある。 [みみずくの湯] 源泉かけ流しで、岩作りの浴槽。露天風呂からの白馬三山の眺望がすばらしいと評判。駐車場は30台・無料。第4P近く。白馬駅からも徒歩10分ほど。 →詳細はスキー場HP温泉＆足湯にて [ぽかぽかランド美麻] 白馬－長野間のオリンピック道路沿いにある道の駅の入浴施設。我が家で利用した際のデータがあるので参照してほしい。 →オススメ温泉施設・ぽかぽかランド美麻
アクセス	八方の宿といえば上記でも紹介した旅館なかじまなど、いつも“八方口”といわれる八方尾根スキー場の入り口部分に取っていたのだが、今回はちょうどスキー場の真ん中辺りにあたる白樺に宿を取ったときの話だ。八方までの道中は行く前の数日間は雪が降っていなかったこともあり、オリンピック道路も含めてドライだったため、八方タウンへ入るときもそのまま入った。結局ノーチェーンで済んだのだが、八方口から白樺への道は上り坂になっているので２駆の普通タイヤではツライものがあった。宿の駐車場へ入れる際も圧雪してあるところを１０メートルほど上らなければならず、よくノーチェーンでいけたとおもう。たぶん新車を購入してからはじめての遠出だったので、タイヤがすりへったりしていなかったからだろう。あとでオットがお風呂で一緒になったほかのお客さんから聞いた話だと、おなじ坂を４駆の３年目のスタッドレスではあがれなかったという話である。今回は白樺であったが、もっと奥の咲花へ行くのであれば坂道はさらに続くことになると思われるので注意が必要だ。
駐車場	1470台収容・全日無料（第2P～第9Pの8箇所、第1Pはバスターミナルのため使用不可） ※その他に民間の有料駐車場がゴンドラ乗り場付近に点在。 ※ゴンドラで一気に上まで上がりたいのなら白樺付近、ゴンドラは階段の昇り降りが面倒なので、リフトで上までいきたいというのであれば名木山付近ならトリプルリフトとクワッドの２本に乗ればゴンドラと同じ位置まで上がれるので便利だろう。 →詳細はスキー場HPゲレンデ情報にて
関連HP	【白馬八方尾根】スキー場のゲレンデマップやレストラン情報のほか、その日の積雪・運行ゲレンデ・駐車場状況もわかる。携帯版もあり。【白馬村ドットネット】白馬の観光情報＆スキー場情報満載！温泉情報は写真がふんだんに使ってあってわかりやすい。他にもレストラン情報や宿泊施設・お土産店の割引クーポンも掲載されている。【スノーナビ・白馬】白馬八方・栂池・五竜などの白馬山麓情報サイト。ゲレンデレポートのほか、立ち寄り温泉情報や手打ち蕎麦ミシュランもとても参考になる。

☆総合的な感想
日帰りではとても回りきれないし、なんといってももったいない！ぜひとも泊まりで行きたいスキー場だ。２～３泊したら満喫できるだろう。

中級者以上ならコースに飽きることもなく、このうえないスキー場。逆に初級者にはすべる場所が限定されてしまうとも言える。

ただ咲花をベースにすれば、初級者がいたりファミリーであっても楽しめるだろう。咲花北尾根クワッドに乗りさらに北尾根第2ペアを乗り継げば、初級者でも白馬の絶景をみることができる。中級者以上ならスカイラインペアから黒菱第2クワッドを乗り継げば、八方尾根の有名ゲレンデ兎平に出ることができる。

また白馬は蕎麦もおいしい。オススメは御母家（おめえ）で、ホテルヴァイサーホフ八平の近くといえば目印としてわかりやすいだろうか。ざるそば\700・冷やしたぬき\750などがある。くつろげる雰囲気の店内で、またそば湯もおいしく、2度もおかわりをしてしまったほどだ。きっとつゆもおいしかったので、なおさらそば湯がおいしく感じたのだろう。

スキー・温泉・そばと三拍子揃った八方尾根は、何度行っても飽きないスキー場である。

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