コース |
規模は小さいながら“滑った”という充足感が得られるスキー場。特に猪苗代湖の景色がよく見えるときは、なぜか滑りもうまくいくから不思議。
まずは初級コースだが、意外に安心して滑れる初級コースは少ない。ラブリーロードは距離は長いがうねうねした林間コースだし、上部のファンタジーコースはゴンドラを降りてからコースへ出るまでがちょっと急。
下部のファミリーゲレンデはというと斜度とコース幅はよいのだが、ここに行くのには山頂部からのゴンドラか第1ペアリフトを利用せねばならず、やはり林間コースの途中で中級コースと合流するのが避けられないのだ。
中級コースでオススメなのが、レイクビューとパノラマ。この2本を続けて滑ると本当に気持ちが良い。レイクビューという名前のコースだけあって、猪苗代湖の景色もとても美しい。
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レイクビューコース。
前方に見えるのが猪苗代湖。
(写真は2005-2006シーズン) |
また三日月のようなコースの形ということから名づけられたクレセントコースは、どうせ林間コースのようなものだろうと想像していたのだが、コース幅もそこそこ広く滑りやすいコースだった。ただコース後半は平坦になってしまうので、ある程度スピードを付けておかないとベースに戻るまで大変になるので注意。
上級コースはナイアガラとライトニングの2コース。ナイアガラは滑り出しは中斜面で、その後急斜面となり緩斜面となるコースで雪質はライトニングよりも良い。オットはゴンドラを降りてからファンタジーコース経由でナイアガラを滑ってまたゴンドラに乗るというパターンで主に滑っていたとのこと。
ライトニングコースは駐車場からも見えるので急斜面なのがわかると思うが、数字的にも平均30度・最大40度だそう。ここははじめから終わりまでひたすら急斜面。モロに南向きということもあり、雪質はナイアガラよりも悪い。コブについては両コースともほとんどなかった。
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リフト |
リフトはペアリフト3基だが、ゴンドラの存在は大きい。乗り場は10段もない階段を登ればよいのでラク。
ただゴンドラ乗り場から本コースに出るまでの100mほどが、幅が細い上にくねっていて滑りづらい。おまけに大勢の人が滑るためところどころアイスバーンになっているのだ。転ぶ人もけっこういるので注意して滑ろう。
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リフト券 |
ゴンドラが付いているスキー場とは思えない安さ!
平日2500円・土休日3500円で、未就学児は無料。
スキー場HP内のDiscount Ticket ページの割引券でさらに安くなる。
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レンタル |
【借りられる場所】
サンタハウス2階
【特徴】
セット料金と単品料金がある。レンタル時間は日中とナイターの2種類。
【その他追記事項】
スワローレンタサービスなら1日\2000でスキーセットもスノーボードセットも借りられる。ただしHPから事前予約をし、なおかつ前払いをすることが必要。2回目以降のレンタルは10%オフになるとのこと。レンタル品の受け渡し場所は一般のレンタルと同じくサンタハウスとなっている。
ゴンドラに乗っているときに、同乗した人の板にスワローレンタサービスのシールが張ってあり、そんなに悪い状態のものではなかった。
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レストハウス |
【食事処】
食事できる場所は、第1ペアリフト前にあるリバティハウスとゴンドラ乗り場の建物にあるシャトルハウスの2箇所。どちらも他のスキー場より値段設定が若干安いように思う。
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リバティハウスのハンバーグランチ。
\1000だった。
(写真は2006-2007シーズン)
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2005-2006シーズンに食事をしたシャトルハウス内の食堂は、昨シーズン同様にあまり混んでいなかった。店内は変わらず簡素なつくりで、定員は60〜70名というところだろうか。昨シーズンよりメニューが少なくなっていたような気がする。
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こちらがごま味噌ラーメン。
チャーシュー2枚・ネギ・メンマ・もやし・なると入り。
つゆがおいしくてけっこう飲んでしまった。
2歳の息子にもわけてあげたところ、オイシイを連発していた。
(写真は2005-2006シーズン)
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こちらがメニュー。
食券制になってます。
(写真は2005-2006シーズン) |
【更衣室】
サンタハウス内の更衣室(女性用)を覗いてきた。更衣スペースは12〜13畳くらい。隣のトイレとつながっている。荷物は更衣室外にあるロッカーを利用するようになっている。
2006-2007シーズンも昨シーズンと同様に更衣室も狭く、トイレの数が3つと少なすぎる(女性用)。このサンタハウスは、1階が更衣室・無料休憩室・ゲームコーナー、2階がレンタルショップ・売店・スキースクール受付となっているのだが、トイレは1階のこの場所にしかないのだ。
いくら規模の小さいスキー場とはいえ、ちょっと貧弱すぎるトイレだと感じた。おまけに個室のひとつひとつも狭い。当然、7〜8人まちの行列である。パウダースペースなんて作るよりも、トイレの数を増やしてくれとおもった。
【休憩室】
サンタハウスの1階にある無料休憩室は、床暖房のカーペット敷きで広さは40畳くらい。室内にはコインロッカーも設置されている。
4:00〜開いているので早着の仮眠所としても使えるようになっている。ただし毛布等の貸し出しはないようだ。また21:00までやっていた休憩室は、行政から安全面での指導があったらしく営業時間内の開放になったらしい。ただ早朝については特に書いていなかったので要確認。
注意点としては、床暖房がよく効きすぎて若干室内が暑い。長時間利用する場合は温度調整がしやすい服装で行ったほうがよいだろう。
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入口を入ってすぐの靴脱ぎスペースから撮影。
右手前にコインロッカーあり。
(写真は2005-2006シーズン) |
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周辺情報 |
【宿】
[猪苗代リゾートホテル]
ゲレンデサイドの宿は、この1軒のみ。やはり少々お高いが、ホテルなのに和室もあるというのがよい。
ただホテルの位置がゲレンデよりちょっと下にあるので、ゲレンデとの行き来に階段を使わなければならないようだった。スキー場直営のホテルなのに、なんでこんな位置に建ててしまったのか不思議。
[タビータ
]
空き部屋利用でオトクに宿泊できるシステム。磐梯高原・裏磐梯周辺の加盟宿はかなり多いので、お好みの宿が見つかるのではないだろうか。
今回もまたタビータ
を利用して宿泊。猪苗代リゾートまで15分くらいの場所にある猪苗代湖畔のレイクサイドみなとやという宿を利用した。
直前空き室プランで1泊2食付\3570!(プレミアム会員価格)。古い宿ではあったものの掃除は行き届いており、夕食の中華料理はとてもおいしかった!
宿の前が湖になっており、翌朝の出発前には白鳥にえさをあげに湖畔に下りた。息子エビカツも喜んで、小心者なためちょっと腰が引け気味ではあったがエサやりに夢中になっていた。
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猪苗代湖畔の鳥たち。
白いのが白鳥。 (写真は2005-2006シーズン) |
【温泉】
[猪苗代リゾートホテル内大浴場]
ゲレンデサイドの猪苗代リゾートホテルの中にある大浴場で、2005年にリニューアルオープンして露天風呂が新設され、内風呂も新しくなったとのこと。内風呂も露天風呂も源泉かけ流しだそうだ。
ただ日帰り入浴が出来る時間が10:00〜16:00なので、早めにスキーを切り上げる時にしか利用できないのが残念。
大人1200円・子供800円だが、猪苗代リゾートスキー場のHPにある割引券をプリントアウトして持っていけば300円引きになる。
[紅葉館きらくや]
磐梯熱海にある温泉旅館。月〜土\500、日・祝日\800で、3時間の日帰り入浴が出来る。胃腸病・皮膚病・リューマチなどに効くそう。とにかく良いお湯で、1回でお肌ツルツル!施設もとてもきれいだ。
休憩所も充実していて、40畳ほどの広さに雑誌や絵本も置いてあり、子連れの我が家にとってはありがたかった。分煙で、お茶や冷水も自由に飲める。食事も可能で、ラーメン\525〜なのには驚いた。
ただ浴場が混みあっている場合は、日帰りの受付を一時停止することもあるそうなので、行く前に電話で状況をたずねたほうがよい。
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アクセス |
【猪苗代湖畔の宿レイクサイドみなとや から】
宿が国道49号沿いにあるためわかりやすい。磐梯高原IC方面へ走り、野口英世記念館の次の信号を左折して道なりにいくだけだ。案内標識も出ているので間違えることはないだろう。道路状況にもよるだろうが、所要時間約15分といったところ。
注意する点は、道路がドライ・ウェット・アイスバーンの繰り返し又はそれらがまだら状になっている路面状況。この周辺は地吹雪になりやすい場所らしいので、そのことが影響してこのような路面状況になるのだろうか?ドライになったと気を抜かずに運転したほうがよい。この周辺の道路はどこもそうだった。
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駐車場 |
2000台収容・平日無料、土休日1000円。
ゲレンデまで近い駐車場は第1と第2駐車場。それ以外は5分以上は歩きそうな場所にある。
今回は2月の土曜日の10時ころに到着し、第1駐車場に駐車できた。が、第2駐車場を見るとすでにたくさんの車が停まっていたので、もしかしたら子連れは優先的に第1駐車場に停められるように配慮しているのかもしれない。
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第1駐車場。
帰り際に撮ったので、下はカチカチのツルツルになっていた。 (写真は2005-2006シーズン) |
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関連HP |
【猪苗代リゾートHP】
Discount Ticket のプリントアウトを忘れずに!
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