岩原

岩原（最新滑走：2003年1月）

☆どんなスキー場？

コース	木のない1枚バーンはとても気持ちが良い。なんでもオープンが昭和6年というまだスキー場開発に森林開発の規制が少なかった時代にオープンしたスキー場なので、このようなワイドなバーンが可能になったらしい。飯士ジャイアントは私が行った1997年当時は不規則なコブで滑りづらかったが、2003年にオットが滑った時にはコブらしいコブのない斜面だったということだ。山頂迂回コースが細いわ急だわであまりにも滑りづらいので、メインの飯士ジャイアントを滑りやすくしたのだろうか？主に滑っていたのは、ウエストサイドコースからメインゲレンデへつなげるというパターン。これだと中央クワッドを使えるので、効率よくガンガン滑ることができた。もうちょっと長い距離を滑りたいというのであれば、ゴンドラで山頂まであがって、アクティブコースから飯士ジャイアントに入り、スカイラインを一気に降りるのがオススメ。スカイラインは初級コースであるが、岩原の広い斜面のロングランは上級者でも気持ちよく感じるとおもう。【その他特記事項】リゾートセンター２前にあるデビューステージが2005-2006シーズンはさらにパワーアップされた。デビューステージエリア中央に動く歩道が設置され、その右半分は初心者スキーヤー＆スノーボーダーのためのスペース、左半分はキッズスペースとなっているので、ファミリー以外でも利用できる。
リフト	ゴンドラもあり、ツカエル場所にクワッドがかかっているので大きなストレスは感じない。ただスラロームコースのリフトのうち1本が高速だとありがたいのだが。
リフト券	1日券は使用時間が異なるA・B券があったり、早朝からナイターまで通しのワイド1日券など、気の利いた設定がされている。 →詳細はスキー場HPリフト料金にて
レンタル	【借りられる場所】リゾートセンター１、リゾートセンター２、ゴンドラステーション【特徴】レンタルする時間の単位に1.5日があったり、グローブ・ゴーグル等の小物類のレンタルも合ったりときめ細かい。さすが“手ブラでも安心”なレンタルサービスを目指しているだけある。もちろんセット料金のほか単品料金もある。リゾートセンター２では、スノースクート・スノーサイクル等もレンタルできる。 →詳細はスキー場HPレンタルにて【その他追記事項】最寄りのレンタル品の受け渡し場所は越後湯沢駅東口もしくは布場スキー場前のレンタルショップとなってしまうのだが、スワローレンタサービスなら1日\2000でスキーセットもスノーボードセットも借りられる。ただしHPから事前予約をし、なおかつ前払いをすることが必要。2回目以降のレンタルは10%オフになるとのことだ。先日オットが会津高原たかつえに行った際、ボードセットをレンタルしたのだがとても状態のよい手入れがされているものだったそうだ。
レストハウス	【食事処】 4つのスキー場直営レストランのほか、ゲレンデ内にあるあちこちの宿泊施設のレストランでも食事が出来る。バイキングあり、和食あり、イタめしありと多彩。また直営レストランは全面禁煙となっている。 →詳細はスキー場HPグルメにて【休憩所】リゾートセンター１に200畳の畳敷き無料休憩室あり。営業時間は１：００～１７：００。デビューステージにはデビューステージ利用者限定のリラックススペースもあり。
周辺情報	【宿】［ホテルエクストラ岩原] スキーを担いででもゲレンデまで5分あれば行けるホテル。温泉大浴場が広くてなかなか気持ちよかった。パックツアーで申し込んだため狭めの部屋ではあったが、掃除も行き届いてバストイレ付きで冷蔵庫も使えて快適に過ごせた。食事は館内にある和食処または洋食レストランを選ぶことができ、好きな時間(といっても営業時間はあるが)食べることができるようになっていた。 [タビータ ] 空き部屋利用システムでオトクに泊まれるシステム。湯沢は加盟宿が多く、いろいろと比較検討できるので要チェック。各施設の情報がわかりやすく書かれており、それまでに宿泊した人のクチコミ情報が読めるのもよい。2007年6月にトクーがリニューアルしてタビータとなった。【温泉】リゾートセンター２内の温泉浴場、リゾートセンター１近くの“のんのんの湯”、ゴンドラステーション近くの“ハーブの湯”がある。どれも当日の使用済みリフト券を見せると、600円の入浴料金が500円になる。のんのんの湯については、我が家が利用した際のデータがあるので参照してほしい。 →オススメ温泉施設リスト・のんのんの湯
アクセス	湯沢ICから3キロと近く、その間にも特に問題になるような箇所はない。ただベース部からリゾートセンター２の駐車場やその付近の宿へ行く場合は、坂とカーブが続く道をあがっていかなければならないので注意が必要。
駐車場	2000台収容・平日無料、土休日・年末年始1000円 ※P1・P2・P3はゲレンデまで徒歩1～5分。 ※P4・P5・P6はゲレンデ内宿泊施設利用者専用なので、日帰り利用は不可。 ※P1・P2・P3が平日に満車になることはないが、休日は午前中に満車になってしまうこともある。 →詳細はスキー場HPアクセスにて（わかりやすい説明が載っている）
関連HP	【岩原スキー場】いろいろな情報がとても細かく書いてありわかりやすい。

☆総合的な感想
ワイドな1枚バーンは確かに気持ちよくて魅力的だが、全体を見るとコースバリエーションに乏しく物足りない。
ただ初心者を連れて行くゲレンデとしては、広々として緩斜面が多いため白馬栂池に並んで向いているといえる。よくあるキッズエリアではなく、初心者スキーヤー＆スノーボーダーも利用できるデビューステージは秀逸。

岩原スキー場のHPやパンフレット類をみるとその丁寧さには感心する。営業努力をしているということがよく伝わってくる。ファミリーへの対応やレンタルの豊富さはなかなか他のスキー場にはないものだ。質問に対しての回答も丁寧でわかりやすく、他との違いを感じた。

中級者以上は物足りないが、スキーを始めて間もないグループやファミリーには安心できるスキー場と言えるだろう。またこの解放感あるスキー場で滑るのは本当に気持ちがよいので、上級者でも日帰りなら十分に楽しめると思う。

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