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戸隠(最新滑走:2002年3月)

☆どんなスキー場?
コース 【越水エリア】
戸隠のメインゲレンデになるエリア。雪質は、晴天続きだったために“戸隠マジック”とはいかなかったがコースが適度に長く斜度がそこそこあるので楽しめた。

オススメコースは、第6クワッドリフト降り場から左右にわかれるメノウコースとお仙水コース、そして第5高速ペアリフト降り場から左右にわかれるしゃくなげコースとロマンチックコース。

4コースとも景色が良くて幅と距離もそこそこあるイメージ的には似た感じの良いコース。中級向けのしゃくなげとロマンチックは練習にはうってつけだ。
メノウコース下部のゆるやかな部分


高妻コース・しらかばコースもクワッドリフトが利用できて良いのだが、晴天が続いたあとだったためかところどころにアイスバーンがあった。

こぶ好きな人はチャンピオンコースの全面及びアドベンチャーコースのモーグルバーンがオススメ。

チャンピオンコースは今回滑ったのが暖かい日の夕方だったためカチカチのアイスバーンに大きなコブといった姿で恐ろしかった。

アドベンチャーコースのモーグルバーンの方が斜度が緩やかに感じられ滑りやすかった。どちらも雪さえ良ければなかなか楽しめるコースだろうと感じた。

また、シルバーコースは整地された急斜面でカービングなどですべるにはもってこいのコース。ただし、あっというまに終わってしまうのが欠点。

【中社エリア】
マップでみると越水と中社の2つにエリアがわかれているが、実際に滑ってみるとゲレンデ間を移動する感覚はない。越水から移動したのだが、いつのまにか中社エリアへ入っていたという感じだ。

中社はほとんどが上級者向けのコース。この時は雪がシャーベット状でおもく、とにかく滑り降りるのが大変だった。斜面が越水エリアよりも南向きにあるせいなのだろうか。1本滑って早々に越水へまた移動した。
リフト どこもちょうど良い場所にクワッドがかかっていて不便さを感じない。リフト間の移動もすべて滑り込みでいけるのでとてもラクである。リフト待ちもなく快適。

ただ注意したいのは、第4高速ペアリフト乗り場でボーッとしていると知らないうちにシングルレーンに入ってしまうこと。仲間に初心者がいて、リフトには知り合いが誰か一緒に乗ったほうが良い場合などは気をつけたほうがよい。
リフト券 半日・1〜3日・5.5時間など、きめ細かい設定があって嬉しい。
その他にもシニア券があったり、毎月第3日曜日は小人リフト券が無料などのお得な日もある。

また何歳でもリフトに乗る限りは小人リフト券が必要なので注意したい。

→詳細はスキー場HPリフト料金にて
レンタル 【借りられる場所】
レストラン山の神、食事処くえい、日の出屋、戸隠高原ホテル、レストラン公営、食堂八方。

【特徴】
セット料金と単品料金がある。
店舗により貸し出し品目、料金が違うので要確認。

→詳細はスキー場HPレンタルにて
レストハウス 【食事処】
“そば処めのう”では天ぷらそばのセットと鴨なんばんを食べた。こんなにおいしい蕎麦がゲレ食で食べられるとは戸隠ならでは!天ぷらもサクサクしていておいしかった。もちろん手打ちである。
天ざる(大盛り) ¥1600 鴨なんばんそば ¥1000

“やなぎらん”ではおやつにソフトクリームを食べたのだが、コクがあってとてもおいしかった。食事はピザやパスタなどの洋食のお店なのだか、どれも手作りというだけあってとてもおいしそうだった。

【レストハウス】
第4高速ペアリフト乗り場下にあるゲストハウス2階に大休憩スペースあり。2階のテラスから第4高速ペアリフト乗り場へそのまま行けるというのも嬉しい。
周辺情報 【宿】
ロッヂ飯島は、あまりないゲレンデ目の前やどのひとつ。施設は古いがきれいに掃除されていて好感が持てた。部屋にコタツがあるのも嬉しかった。浴場が若干狭かったが、オット族に話しを聞くと男湯のほうは女湯よりも使い勝手が良さそうだった。食事はボリュームがあり、夕食にはミニ蕎麦もついてこれもまたおいしかった。

[タビータ ]
空き部屋利用システムでオトクに泊まれるシステム。戸隠には5軒ほどの加盟宿がある。各施設の情報がわかりやすく書かれており、それまでに宿泊した人のクチコミ情報が読めるのもよい。

【温泉】
戸隠唯一(?)の温泉“神告げ温泉”へ。ほんの数年前に湧いた温泉だから大した泉質じゃないだろうと思って行ったのだが、これがまったく正反対!肌がスベスベになるとても気持ちの良い温泉なのだ。疲労回復にも効能があるというから、スキーの後に入る温泉としてピッタリ。

施設内に併設されている「手打ち屋安兵衛」の蕎麦もなかなかのもの。オススメは蕎麦に天ぷらや汁物・漬物がついた“御利益そば”。売店で売っていたそば饅頭もおいしかった。 

我が家が利用した時のデータがあるので参照してほしい。
オススメ温泉施設リスト・戸隠神告げ温泉湯行館

【食事処】
戸隠の名店うずら家で、1日目の昼食をとった。オットはざるそば、トンカツはとろろそばを食した。驚いたのは蕎麦の色がふつうの茶色ではなく、薄黄色というか薄緑色というかんじなのである。味はまろやか。蕎麦だけでなくつゆもおいしいのがミソ。通信販売もおこなっている。
アクセス 長野ICで降りると戸隠までの一般道はループライン経由とバードライン経由があるが、バードラインは大型不可の道ということで狭そうだ。距離は若干遠くなるもののループラインのほうが道幅が広いので良いだろう。

行った日はもう何日も前から晴れの日が続いていたようで道に雪はなく、運転には何の支障もなかった。しかしこれで側道に雪が積もっていたら、カーブが連続するのでちょっと大変だったかもしれない。側溝に蓋がないので落ちそうな気がして怖い気もするが、そんな車はほとんどいないそうだ。

また戸隠の街中も坂が多い。ところどころ坂がきつめの部分は無散水消雪道路となっているが、雪の多いトップシーズンはどのような具合になるのだろうか?
 
帰路も来た時の道をそのまま戻るつもりであったが、前に走っていた大型バスの後ろを走っていたところ来た時よりも走りやすい道で戸隠を抜けることが出来た。どうやら行きはカーナビが裏の細い道を選んでいたのをそのまま行ってしまったようだ。
駐車場 約1500台収容・前日無料

※満車になることは、ほとんどなし。
※ゲレンデまでは徒歩1〜2分。
関連HP 戸隠スキー場HP
見やすく・わかりやすく・詳しい、3拍子揃ったHP。おトクな戸隠メンバーズカードの申し込みもHPからできる。

戸隠観光協会HP
戸隠の観光パンフレット資料が出力できる。

☆総合的な感想
規模はそんなに大きくないものの、リフトが効率よく配置されコースもなかなか良いものが揃っている。ゴンドラがないことなど気にならない。そしてなんといっても蕎麦がウマイ!おまけに温泉が思いのほかよかったのもさらに印象がよくなった要因かもしれない。

ただループラインを過ぎると道はカーブが続いて側溝もある。積雪時の道路状況はどのようなかんじになるのかというのが気になる点だ。ちなみにうずら家の駐車場や神告げ温泉の駐車場へ行く道もかなり狭く、もちろん車はすれ違うことが出来ない。

コース&リフトのレイアウトはまとまり感のあるスキー場として思い出す“川場”を連想させる。その川場にさらに蕎麦というオプションをつけた感じ。
ぜひ行ってみてほしい穴場的スキー場といえる。



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