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挨拶まわり

新しく住まう土地に家を建てる場合、必ずやっておきたいのがご近所への挨拶まわり。大規模区画分譲で一斉に建築をはじめるという場合はそんなに気を遣わなくてもよいのかもしれませんが、普通に生活されているお宅のすぐ近くで工事をするわけですから音やホコリなのでご迷惑をかけてしまうことは必須です。

またご近所の方も“いったいどんな人が住むんだろう?”と気になっていると思います。またこちらもご近所の方々のお顔を拝見するのに良い機会です。


どのタイミングで行くか?

[着工前]

工事がはじまってからよりも、“これから着工で音や車の出入りなど、ご迷惑をおかけすることもあると思いますがよろしくお願いします”というようなかんじで、着工前に行っておいたほうが印象が良いと思います。

埼玉県民共済住宅部の場合、現場監督が事前にご近所へ挨拶へ行ってくれます。もし“このお宅には絶対に行ってほしい!”というような場合があれば、事前に現場監督へ伝えておくと間違いないと思います。

[上棟時]
もし上棟当日に現場へ行かれるようでしたら、お隣のお宅には現場で配るのと同じ品物をお渡しに行ってもよいかもしれません。

といってもお隣のお宅が平日に在宅されているとは限りませんし、また施主本人自身が上棟に必ずしも立ち会えるわけではありませんから、あくまでも都合があえばで良いと思います。

[引越し時]
このタイミングはやはり必須でしょう!引越し当日にご挨拶できればベストですが、引越し終了時刻が遅くなった場合はむしろ翌日以降のほうがよいかもしれません。また引越ししてから1週間以内にはまわっておいたほうが良いと思います。


何を持って行くか?

これは地域性があるものだと思います。
小さい子どもがいる家庭が多い地域・ご年配の方が多い地域・平日は働きに出ている方が多い地域などなど。
基本的に、これからお世話になる際の挨拶まわりでは“使うとなくなるもの”をお渡しするのがよいそうです。

なるべくどんな人でも使うものをとトンカツも悩んで、他の方がどんなものを挨拶まわりに持っていかれているのかネットで調べてみました。下記が候補に上がった品物です。

[ラップ]
確かにラップを全く使わないという人はそうそういないと思います。一人暮らしの人でも常備している品物なのではないでしょうか。ただ注意点は、人によってサランラップ派だったりクレラップ派だったりする場合があることです。

[地域指定ごみ袋]
自治体によってはスーパーのレジ袋はゴミを出す際の袋として認めず、地域指定のゴミ袋でのみしか回収を行わないという地域があります。その場合は必ず使うものでしょう。ただ“ごみ袋”ということで、挨拶まわりに持っていくにはチョット・・・と夫が反対する場合が多いようです(笑)

[チャック付き保存袋]
普通のビニール袋ではなく、ジップロックのようなものです。これも調理をする人なら、かならず使うものですよね。またちょっとした子どものおもちゃいれとか旅行の際の小物入れにも使えます。小さい子供向けにしたいなら、キャラクターつきのチャックつき袋なんていうのもありますよね。

[ティッシュ]
ローションティッシュのようなボックスティッシュのちょっと良いものなんていいのではないでしょうか?特に風邪や花粉の季節には重宝されるかもしれません。ただ挨拶まわりをする際、持ち運ぶのにかさばるのが難点かもしれません・・・。

[マヨネーズ]
普通のものではなく、健康エコナなどのちょっと割高感のあるものがオススメ。大きさも小さいものがある(というよりそれなりの値段がするのに小さい!)のでよいです。

[サラダ油]
これもマヨネーズと同様に、健康エコナなどのちょっと割高感のあるものが良いとおもいます。ただ500ml入り以上のものになりますし、ご近所をまわる際に数が多いと持ち歩くのがちょっと重いかもしれません。

[海苔]
日本人で海苔がキライ!という人はそんなにいないのでは?と思います。お値段もピンキリなので予算に応じて選べるし、持ち運びも軽くて日持ちがするのもよいところです。

[お茶]
緑茶・コーヒー・紅茶など。軽くて日持ちもするのでよいですが、けっこう好みが別れるところかと思います。我が家のオットを例に挙げると、緑茶を自ら進んで飲むことはないです。ただご年配の方で緑茶を飲まないというのはまれだと思いますし、家族の誰一人として飲まない!という場合も少ないでしょう。我が家もトンカツは緑茶が大スキです。

[おせんべい]
お子さんが小さいお宅では甘い物をあげないという方針の場合もあるので、お菓子系の中でいちばん無難かと思います。しょうゆ系か海苔のついたものが、おせんべいの中でも好みがあまり別れないほうかも。ただあまり硬いタイプのものだと、こんどはご年配の方が歯のことを気にして嫌がられることもあるかもしれません。

[タオル]
最も一般的かもしれません。ただネットで調べている際に“うちは○○○のタオルしか使わないので頂きもののタオルが溜まって困っている”という感想もチラホラあって意外でした。ご近所の方から頂いたものの場合、学校のバザーなどにも出品しにくいようです。確かにもらった方に見られちゃうかもしれないし・・・。

ただ腐るものではありませんし、のしもつけやすく挨拶まわりをする際の持ち運びにも便利ですから、やはり無難で挨拶まわりに適しているのではないかと思います。挨拶まわりの場合はでっかいタオルセットをもっていくわけではないですから、そんなに問題ないかもしれません。

[せっけん・洗濯洗剤・台所用洗剤・入浴剤]
ネットで調べている際に、タオル以上にこだわる方が多い品物だと感じました。肌が弱かったり、香りに敏感だったりすると特定の商品しか使わないという方がけっこういます。もしこの品物にするのであれば、無添加・無香料とか自然派タイプのものにしておくほうが間違いないかもしれません。とはいっても好みのリスクがある上に、持ち運びが結構重いという難点もあります。


我が家の場合

“顔を出して挨拶する”のが肝心なので持参するものは何でも良いと思うのですが、いろいろ考えて下記のようにしました。

[着工前の挨拶]
定番のタオルにしました。のしには苗字をいれました。

[上棟時]
両隣のお宅に、上棟時のお土産として用意したビールをお渡ししました。特にのしはなく、ビール2缶がちょうど入る紙製の手提げ袋をパッケージプラザで購入していれました。

[引越し時]
健康エコナのサラダ油とマヨネーズをセットにして、包装してのしをつけてもらったものを配りました。のしはご挨拶にし、苗字をいれてもらいました。
また両隣のお宅には建築中に特にご迷惑をかけただろうなぁと思い、これにプラスして山本山の海苔セットをつけさせてもらいました。


注意したほうがよいと思う点

まずは挨拶まわりをする時間帯です。あまり忙しい時間や遅すぎる・早すぎる時間はやはりご迷惑でしょう。とはいっても何回伺ってもお会いできないとなれば仕方がない場合もあるかも。そういう時は“お忙しい時間に申し訳ありません”と一言添えてご挨拶。

そしてどこのお宅まで挨拶まわりをするか?これも地域性があると思いますが、基本的には引越し後に自治会が同じ班になるお宅と、工事中に車の出入りなどでご迷惑をおかけしそうなお宅ではないでしょうか。あまりにもどこもかしこもとなるとキリがなくなってしまうので難しいところではあります。

持っていく品物については前述したようなものがありますが、ご近所の方の家族構成と挨拶まわりの品物の予算を考えて決めればよいと思います。予算に応じて一品だけではなく二品組合わせたりというのもおすすめ。

大手量販店(イトーヨーカドーやジャスコなど)なら1,000円以下のものでも、それぞれを無料で包装してのしや名入れをしてくれる場合が多いです。もちろん自分で包装してのしをつけるという方法もありますよね。

以上がトンカツの挨拶まわりに関する感想と実際に行ったことです。
他にも“こんなものを配ったら喜ばれたよ!”とか“これは不評だった・・・”なんてものがあったらおしらせいただけると嬉しいです。


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